焦ると上手くいかないのは、物事の本質を見失うからだ。その2【焦り対策】【ストレス】

焦ると上手くいかないのは、物事の本質を見失うからだ。その1 の続きです。

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例えば就職活動。
就職活動での焦りは、「自分だけ就職できなかったらどうしよう、このご時世新卒を逃したら後がないぞ」という不安から生まれる。
もしもあなたが「いろんな会社を見たい、知りたい」「自分の能力が活かせる会社を探したい」「自分が心から役に立ちたいと思える人達に出会いたい」と思っているのなら、就職活動に対して焦りは生まれない。
本当は就職なんてしたくないけど、早く内定を取らないとおいていかれるから、焦って会社を探すのだ。

就職に対して心が成熟していない状態で焦って探した就職先…うまくいくはずがないのは明らかだ。

余談だが、ボクは会社の面接には絶対に落ちない自信がある。
「これだけ素晴らしいポートフォリオがあれば、会社は100%採用するだろう」という準備を念入りにしてからしか、面接にいかないからだ。

ちゃんとした能力があれば、就職も転職も、年齢制限も職歴も資格のありなしも全く関係ない。絶対的な自信がついてはじめて焦りは解消される。相手に自分の未来を預けるような事はしないほうが良い。自分自身の健康に悪いからだ。

焦りをこじらせると現実逃避へと移行する

さて、ここまで色々焦りはよくないみたいな事を言ってきたが、全く焦りがない状態というのもよくない。

・10年間ニートをしているが、親はまだ生きてるし、全く焦ってない
・貯金がそこをつきそうだが、いざとなったら生活保護があるし、なんとかなるだろう

それは焦っていないのではなく、ただ単に現実逃避しているだけだ。焦るよりもタチが悪い。
「焦り」という感情は、行き過ぎると「現実逃避」へと移行する。 何もかもどうでもいいと思っている人でも、昔は人並みに焦っていた時期があったはずだ。焦って焦って解決策を探して、それなのに結局上手くいかなかったから、何もかもどうでもよくなって現実逃避に移行した。こうなるといよいよ修正が難しくなる。

なのでどうか、あなたは焦らないでほしい。
物事の本質を見失わないように、自分の気持ちを無視しないように、一歩一歩前に進もう。