焦ると上手くいかないのは、物事の本質を見失うからだ。その1【焦り対策】【ストレス】

何事も焦るとうまくいかない。
焦れば焦るほど、最短ルートを走ろうとしてしまうからだ。

最短ルートを走ろうとすると上手くいかない事は、実は結構ある。

例えば恋人作り。焦れば焦るほど上手くいかない事の代表だろう。
その他にも、勉強、就活、お金儲け、友達つくり、ダイエット、美容…..表面上は成功しているようにみえても、実は中身がカラッポ!自分の気持ちと能力がついてこない状態で得たものは、すぐに腐ってあなたから離れていくだろう。

今までに「焦ってやって、成功した事」は何か一つでもあるだろうか?

「そうはいっても、タイムリミットがあるから、嫌でも焦らないわけにはいかないよ」というような意見もあるだろう。
受験・結婚・就職活動なんかがソレにあたる。
だがボクが言いたいのは、「焦らない=後回しにする」ではないということだ。
タイムリミットというのは、社会が勝手に決めた事であって、絶対的なタイムリミットではないんじゃないか?

何かに焦っている人は「今結果を出さなければ、未来は絶望的」とまで病的に結果を求めているものだが、それは果たして本当にそうなのかを一度立ち止まって考えてみて欲しい。
一体あなたをそこまで焦らせているのは誰だろう。社会の暗黙的な了解?まわりの友人?雑誌の記事?テレビの情報?あなたのご両親?

「焦り」という感情は、「何者かによって作られる」感情である。

「焦り」という感情は、「何者かによって作られる」感情である。
テレビもラジオもネットもない環境で、一人で生活している人には生まれにくい感情だ。
(飢餓等からくる危機感はこれにはあたらないとする)

もしも今あなたが何かに焦っているのなら、一旦ストップしてほしい。
そして「あなたがそれをしなければならない理由」をもう一度ゆっくりと考えるべきだ。

焦りとは、何らかの不安を解消したい気持ちから生まれるもの。
だが、その目標を達成することであなたの不安は100%解消されるのだろうか。不安が解消された先に待つのは本当に幸せだろうか。
本当に他に道はないのだろうか。

本当に心から達成したいと思っている目標であれば、そこに焦りは生まれない。
楽しい、幸せ、やりがい、というようなプラスの感情が生まれるはずである。

焦ると上手くいかないのは、物事の本質を見失うからだ。その2へ続く