「欲がなくなる」という事と「死にたい」という事はとても近い。その2【無気力】【無欲】

「欲がなくなる」という事と「死にたい」という事はとても近い。その1 の続きです。

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「毎日図書館に自転車で通っているけど、足が疲れちゃった。あーあ、電動自転車がほしいなぁ。」
これは、図書館に通うことで生まれた「物欲」である。

「毎日図書館に通ってるけど、特に読みたい本がないんだよね。どの本を読んだらタメになるのか手っ取り早く知りたいなぁ…」
これは、図書館に通うことで生まれた「知識欲」である。(Amazonでレビュー数が多い本から読むと良いよ!)

「毎日図書館に通ってると、交通費がかかってしかたがない。お金払ってまで、通う意味あるのかなぁ。」
これは、図書館に通うことで生まれた「金がほしい欲」である。

これらは、図書館に通うことがなければ、生まれなかった欲である。
すべての行動には、良いにしろ悪いにしろ、何らかの変化を起こす力がある。
欲とはいうなればマイナス感情なので、最初は「いやだなぁ」と思うかもしれない。だけど「〜したいなぁ」というマイナス感情が起こる度に「あ、今のは欲なのか」と感じることが出来れば、無欲は解消できるのだ。

無欲解消の秘訣は、「厳しい環境」の中にある

無欲なあなたは、きっと居心地の良いぬるま湯のような環境に住んでいるのだろう。

ボクも以前はそうだった。すごく辛かったし、時間とともにどんどん無欲になっていく自分に焦り、「もしかしてもうすぐ死ぬんじゃないか」と心配すらしたこともある。

そんなボクを無欲から救ったのは、海外留学である。
ある日本屋の旅行雑誌のコーナーを目にした時、ふとヨーロッパに留学することを思い立った。

留学を決意した途端、ぱーっと世界が広がって目の前のキリが晴れたような思いをした。八方塞がりだったボクも「海外にはまだ逃げ場がある!海外にいけばきっと知らない世界が待ってる!」と思えたからかもしれない。
その後、海外留学のためにお金をため、海外留学のために言語を学んだ。(今もなお継続中)
きっかけというのはどこに眠っているか、本当にわからないものだ。