LRU方式【基本情報技術者・解説】

キャッシュメモリと主記憶との間でブロックを置き換える方式にLRU方式がある。
この方式で置換えの対象になるブロックはどれか。

ア)一定時間参照されていないブロック
イ)最後に参照されてから最も長い時間が経過したブロック
ウ)参照頻度の最も低いブロック
エ)読み込んでから最も長い時間が経過したブロック


問題文がすでに「ハァ?」だね。
だけど、くじけないでね。

まず「LRU方式」ってのが何かって話だけど
LRU方式ってのはつまり計算方法の一種なんだよ。(´・ω・)
パソコンのあらゆるところで使われているのはもちろんなんだけど
IT分野以外にも書類の整理とかでも使われてるんだってさ。
知らなかったね。(´・ω・
)

ちなみにどんな計算方法かっていうと
最後に参照されてから最も長い時間が経過したかどうかを判定し計算する」
っていう方法なんだよね。


例えば、きみの検索ワード履歴に
・りんご
・みかん
・バナナ
・うんk
・おっ◯い
っていうワードが保存されてるとするよ。

「おっ◯い」っていう検索ワードは、きみが5分前にいかがわしい画像を探す為に使用したとするよ。
んで「うんk」っていう検索ワードは、半年前くらいにネタで使用して以来
一度も使用していないとするよ。

そうするとね、パソコンは滅多に使用しない検索ワード(うんk)を
わざわざ内部に保管しておくのは容量がもったいないから
消しちゃいたいなと思うんだよ。

そんな時に使用されるのがLRU方式ってわけだ。(・ω・´)
上記5つのワードをLRU方式で参照すると
「最後に参照されてから最も長い時間が経過した」→「うんk」が
選ばれるんだよ。(^ω^ )

LRU方式によってめでたくあなたの検索ワード履歴から
「うんk」が消えましたとさ。
パソコンの容量も節約出来て一石二鳥、よかったね。(・ω・
*)

まとめるとそういう事だよ。
答えはイだね。
(あ、ちなみにこれはたとえ話だよ。本当に検索ワード履歴が消えるかどうかは知らないよ。)


ちなみに間違えないで欲しいんだけど、
LRU方式ってのは、あくまで
「最後に参照されてから最も長い時間が経過したかどうか」
であって、そこに頻度は関係ないんだよ。
だから(ウ)と間違わないでね。
ちなみに(ウ)のように頻度を元に計算する方法をLFU方式っていうよ。ややこしいね。

LRU方式のLRUってのはLeast Recently Usedの略なんだ。
直訳すると「最も過去に使用された」らしいい。
単語で覚えておけば間違わないかもね。(´・ω・`)