やる気を出すには内的要因が必要。でも・・・。
前回の記事でボクは「jQueryの勉強をやる気が出ない」と言った。でもよくよく考えたら、そもそもjQueryの勉強をする動機がかなり曖昧だったかもしれない。
ボクが「jQueryを勉強したい」と思った理由は、コレだ。
・ jQueryに詳しく慣れれば、なんかカッコいいサイトを作ることができそう
・ FLASHを勉強するよりはいいと思ったから
上記の動機は言うまでもなく「他人中心」の考えだ。「とりあえず押さえておいたほうが(他人受けが)いいかなーと思った」「(他人にとって)カッコいいサイトを作ることができそう」・・・
「他人」や「消去法」などが動機となっている以上、やる気が出ないのは当たり前。やる気というのは自分の中にあるものなんだから、やる気を起こす動機も自分の中にあるものでなければならないはず。「他人」や「消去法」などが動機となっているのなら、それは外的要因である。外的要因で継続的なやる気は出せない。
内的要因が必要、でも簡単に見つからない。
では「内的要因」を見つけるにはどうすればいいのか。
正直に言うと、ボクはjQueryを学ぶ必要はないと思っている。わざわざボクが学ばなくても、インターネット上には便利なプラグインがたくさん埋もれているし、いざ仕事上で必要となったらそれらのプラグインをコピペすれば事足りる。そもそも現在、jQueryに携わっている仕事はない。jQueryは完全に趣味(自習学習?)で学んでいるようなものなんだ。
つまり、今のボクに「jQueryを学ぶための内的要因」はない。
根本的なやる気をもたらせてくれるのは「内的要因」に間違いない。でも、「なら内的要因を見つけるにはどうすればいいのか?」と言われるとボクには分からない。ある日突然心の底からjQueryが勉強したくてしたくてたまらなくなるなんていう状況はありえないと思うんだ。そんな方法があるならみんなとっくにやっているだろうしね。
となると、「内的要因」からやる気を引き出すのは難しいという事になる。
外的要因を使うしかないのか?
「内的要因からやる気を引き出すのは難しい」
↓
ということは・・・
↓
「内的要因と同等の威力のある外的要因からやる気を引き出すしかない」
内的要因は強い動機だ。それと同等の威力のある外的要因といったら「恐怖」と「怒り」しかない。「恐怖」と「怒り」はとんでもなく強い衝動だ。時にその衝動は人間の三大欲求すら上回る事があるという・・・。
「恐怖」と「怒り」の衝動を「やる気」に変換する定番の方法は「仕事でのミスが怖いから頑張る」「客先や上司に怒られるのが嫌だから頑張る」「締め切りに間に合わせる為に頑張る」等があたるんだけど、正直これらを「やる気」として認めていいかと言われると微妙である。この方法は確かに効果抜群だ。でもこれは「やる気」じゃなくて「ストレス」と引き換えに燃料を燃やしているだけだ。だからいずれは限界がくるし、何より健康的とは言えない。
健全にやる気を生み出す方法はないのだろうか・・・。
まとめ(まとまっていない)
内的要因を意図的に発掘することはできないので、やはり外的要因に頼ることになりそうだ。でもそれはただの外的要因ではなく、強い動機になりえる外的要因=「恐怖」「怒り」だ。でも「恐怖」「怒り」でやる気を出すだなんて不健康極まりないので、ストレスにならない程度のプレッシャーを自分に与える実用性のある方法を探す事にした。
でも、ストレスにならない程度のプレッシャーってどうやって設定すればいいの?次回へ続く。