【めんどくさいの心理】面倒くさいの原因は様々だ。

めんどくさいの原因は1つではない。

「めんどくさい」の心理には、色々な思いが隠れている。

・作業の必要性が分からない
・だるい(=作業をするのが肉体的にツライ)
・具体的に何をすれば良いか分かっていない
・作業を終えた先にあるゴールに魅力を感じていない
・他にやりたい事がある
・失敗が怖い

例えば「数学のテスト勉強をする」という作業を例に考えてみよう。

A「具体的に何をすれば良いか分かっている。教科書の練習問題を解いて、解き方を1つずつ理解していけばいい。
だけど数学を学んだところで、将来何の役にも立たないと思っている。だから勉強するのは無駄。」
→数学の勉強って面倒くさい。

B「将来はプログラマーになる予定なので、数学の知識はあったほうが良い。それは分かる。
だけど今すっごくグラブルにハマってて、数学の勉強どころではない。」
→数学の勉強って面倒くさい。

上記2人は 全く別の理由で、数学のテスト勉強をするのを渋っている。

だが、2人が行き着く先は同じだ。「数学の勉強って面倒くさい。」

ここが大きなポイントだ。めんどくさいの本当の理由を理解していれば、対策を立てる事ができるのだ。

Aは数学がどんな役に立つのか、数学を学ぶメリットは何かを知ればいい。Bはとりあえずグラブルを飽きるまで1日中やればいい。数学の勉強から一旦離れて、自分に足りないものを探して補充して、その後もう一度数学の勉強に戻ればもうめんどくさいは消えているはずだ。

めんどくさいの心理は無意識に巻き起こる。だから理由を知らない。

問題は大抵の人が「なぜめんどくさいと感じるのか」を自分で理解していないところにある。「めんどくさいものは、めんどくさいのだ」とめんどくさい気持ちから逃げてしまう。

めんどくさいという心理は無意識に沸き起こるものなので、改めてじっくりと原因を考えてみないとすぐには分からない。

だが、誰しも物事の考え方にはある程度クセのようなものがあるので、1度めんどくさいの理由を理解すれば、その先ずっと応用して使うことが出来る。

例えば私の場合、めんどくさいと感じる理由のほぼ9割が「必要性を感じない」だ。それをやる必要性を感じていない時にめんどくさいという気持ちが沸き起こるのだ。だからめんどくさいと感じたら、とりあえずググるクセをつけている。「数学 必要性」と。

いろんな理由が重なってめんどくさいを作っている場合もある。「必要性を感じない」かつ「他にやりたい事がある」かつ「どうすればいいか分からない」のような感じで、めんどくさいの理由がたくさんある場合もあるのだ。(というか大抵がそう)

その場合は1つずつ原因を取り除いていく必要がる。これがまためんどくさい。めんどくさいの原因を取り除くのがめんどくさい。

だけどそうしなきゃ前には進めない。頑張ってめんどくさいの気持ちを打破しよう。