「遠回し自慢」をする人の心理について考える

「遠回し自慢」をする人の心理について考える

遠回し自慢というのは、「悩みや不満を相談するように見せかけて遠回しに自慢をする」という面倒極まりない自慢の事である。

自慢したいのならハッキリと自慢すればいいのにわざわざ遠回しにするのは、自慢しているのがバレたくないからに他ならない。「自慢するのはなんかかっこ悪い。でも自慢したい。」そんな心理のときに遠回し自慢が出やすい。

結局のところ、自慢する人のほとんどはこの「遠回し自慢」である。

「彼氏が○○で、困ってるんですよぉ」←困ってない

「俺今ホント金ないわ〜、あ〜金ないわ〜、前に○○買っちゃったからさ〜」←あくまで話のついでのように付け足される自慢

自慢する人はどんな人?

自分が「有能であること・高価値であること」を絶対的指標としていて、そこから外れるのは屈辱でならない人。理想の自分を頭の中に描いているが、そんな自分を披露する機会がない人。

そういう人は自然と自慢が多くなる。ただし、根は気弱であることが多い。

自慢が多い人は、自分への自信が不足している。「こうなりたい」という強い理想があるが、そこに近づけないコンプレックスを抱えている。

自慢する人への対処法

自慢というのは「自分に対する評価を上げたい」という願望があるからこそ発生するもの。自慢をされたら「ああ、この人は私に気に入られたいのだな」と思うのが一番平和的で良い。

自慢=「好きです!!」の意

最高に大人な自慢の対応である。

しかし、毎回自慢話ばっかりだったり自分が弱っている時にされる自慢話は、どうしたってイラっとくるものがある。そんな時はどうすればよいか。

  • イラっと来たら素直に気持ちを表現。「出た〜〜〜〜!また遠回しな自慢だ〜〜〜!^^」多少煽るように言うと効果的だよ★^^
  • さらに上の自慢をぶちまかす。「そうなんだ〜!そういえば私も彼氏から50万のネックレス貰っちゃって困ってる〜;」さすがにこれには相手も気づいてくれる。
  • シンプルに会話拒否。LINEは既読スルー。「^^・・・・」

すっきりするのは一番目。ぴたりと止むのが二番目。当たり障りがないのが三番目。

僕は三番目をよく使う。既読スルーした際はちゃんと後から「ごめん、外出してた!」とフォローを入れることを忘れずに。