ガーベジコレクション【基本情報技術者・解説】

記憶領域の動的な割当て及び解放を繰り返すことによって
どこからも利用されない記憶領域が発生することがある。
このような記憶領域を再び利用可能にする処理はどれか。

ア)ガーベジコレクション
イ)スタック
ウ)ヒープ
エ)フラグメンテーション


「記憶領域の動的な割り当て及び解放」ってなんだよ…(´@ω@;)
基本情報技術者の問題文ってのは、本当にわかりづらい言い回しをするね。

「記憶領域の動的な割り当て」ってのは、つまり・・・

記憶領域、つまりメモリ上のデータってのは
使用しているプログラムによってころころと変わるんだよ。
例えばあなたがExcelを利用してたら、メモリにはExcelのデータが入ってるし
Wordを利用していたら、メモリにはWordのデータが入ってるよ。
「動的」ってのはそういうことだ。

で、普通プログラムってのは「×ボタン」を押して終了すると
その時にメモリ上に入ってる関連データはすべて削除されるように作られているんだよ。

Excelを使い終わってプログラムを終了したら
メモリ上のExcelに関係するデータは削除されるべきなんだ。(´・ω・)
なぜかというと、メモリは他のプログラムでも使う予定があるし
いつまでも使わないExcelのデータを入れておく必要はないからね。
「どこからも利用されない記憶領域」が終了したあとのExcelデータのことを指してるね。

んで、このもう使わないExcelのデータをメモリ上から削除して綺麗にすることを
ガーベジコレクションっていうよ。というわけで答えは(ア)です!


ちなみに、メモリ上のデータがいらなくなる時ってのは
何もプログラムを終了した時に限ったことではないよ。
使用中でも古いデータは使わないとみなされて
ガーベジコレクションによっていつの間にかお掃除されてしまうんだ。(´・ω・
)

ちなみにこのガーベジコレクションがうまく働いていないと
メモリ上に不要なデータがどんどんどんどん溜まっていって
結果としてプログラムがメモリにアクセスできなくなって
自動的にプログラムの再起動を強いられるよ。
たまーにプログラムが勝手に落ちちゃうことあるでしょ。
それだよ、それ。