セラミックの歯も虫歯になるのか？【メタルボンド冠】

５年前に神経を抜いてセラミック（メタルボンド冠）にした歯があるのですが、その歯の側面に黒い穴のような物があるのを見つけました。

虫歯か！？虫歯なのか！？セラミックも虫歯になるのか！？

心配して歯医者に行って見てもらったところ、それは表面のセラミックが禿げて下の銀が見えている状態との事でした。よって虫歯ではないらしい。

メタルボンド冠というのは、銀歯の表面にセラミックがコーティングしてあるクラウンなのですが、さすがに５年も経つと劣化して剥げてくるようですね。

オールセラミックであれば、こんなことはないのですが。

クラウンを歯茎の上にかぶせる事はできないので、どうしてもクラウンと歯茎の間には小さな隙間ができてしまいます。1mm未満程度の小さなものです。

1mm未満なら特に心配することもないのですが、年々経過するごとに少しずつ歯茎が下がってくると、その隙間は当然でかくなってくるわけです。

そのでかくなった隙間に食べカスがつまると、歯磨きで落としきれない汚れがどんどん蓄積していくことになり、その結果クラウンの下で虫歯でいっぱいに・・・。

何年か経ってクラウンを外すと、虫歯が広がり中の歯がぼろぼろに崩壊しているなんてのはよくある話みたいですね。(神経がないので痛みで気づけない)

これを防ぐために、クラウンと歯茎の間の隙間が大きくなってきたら、歯医者さんで埋めてもらって下さい。僕もレジンを使って埋めてもらいました。