【クラッチ】半クラは音で判断すると超楽ちん

心配しなくても、半クラなんていつの間にかできるようになる。でも・・・

教習終盤に差し掛かる頃には、半クラは「なんとなく、手の感覚」で自然とできるようになっています。 しかし、この「手の感覚」は経験を積んでいく過程で徐々に体が覚えていくものなので、初期の段階からいきなりマスターするのは難しいもの。

ですが、半クラは発進時や旋回時に頻繁に使うものなので、出来るのと出来ないのでは 安心感 が違います。 半クラが出来ないと、つねにエンストの恐怖が付きまとうわけですからね。

・半クラがうまくできないのが怖くて、発進に手間取る!コケる!
・半クラがうまくできなくてエンストしてばかり!もうバイクが嫌いになりそう!

そんなあなたにオススメしたいのが、 「半クラを音で判断する」 という方法です!!!

半クラ状態になると、エンジン音が低くなるんだよ。

「クラッチが切れている状態」から「半クラの状態」になると、バイクのエンジン音が低くなります。

「よくよく耳を済ませると、確かに音が低くなっているなぁ〜」という程度の話ではなく、意識して聞いていればかなりわかりやすく、ガクンと音が低くなります。

その点を踏まえて、教習所コースをぐるぐるまわりながら、以下のことをやってみて下さい。 5分〜10分あれば出来ます。

「クラッチを切る」(高い音)

 「じわじわとクラッチをつないでいき、音が低くなるところでクラッチを止める=半クラ」(低い音)

「クラッチを切る」(高い音)

「じわじわとクラッチをつないでいき、音が低くなるところでクラッチを止める=半クラ」(低い音)

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クラッチを切ったり繋げたりして、半クラになる瞬間を音で体感しましょう。 音を聞いて判断すれば、はっきりと半クラになる瞬間を感じられる はずです。

「エンジン音が低くなる=半クラ状態」

これさえ分かっていれば、半クラにするのがすごく楽になります。 音を聞けば「お、今半クラになったわ!」と一瞬で分かるので、クラッチを握る手ををプルプル動かして位置調節する必要がなくなる からです。

この半クラ音判断は、「S字」「クランク」などの課題でもそのまま使えるので、知っておいて損はないテクニック。 なのでぜひぜひ早いうちに、音の違いを体感して下さいね!