【シフトチェンジ】シフトチェンジのコツ。パニックになったらどうするか。
バイクのシフトチェンジは、バイク特有のものです。なので 今までMTバイクに乗ったことがないという人は、まず間違いなくパニックになります。 これは当たり前の事なので、別段心配しなくても大丈夫です。 (最初からシフトチェンジが楽にこなせる方は、もともとMT原付に乗っていたか、MT自動車免許を取得されているかのどちらかのパターンが多い。)
シフトチェンジパニックを解消するためには、数をこなすしかありません。 まずはコースを走行中に「2速」と「3速」の間でガチャガチャとギアを変えまくって下さい。シフトチェンジの操作感覚を掴むんです。100回を目安に頑張って下さい。
指導員に不審がられたら「シフトチェンジの操作を覚えたいんです!!!」と押し通しましょう。
ギアをガチャガチャ変えまくっていると、わかること。
ガチャガチャとギアを変えているうちに、なんとなく分かってくる事があると思います。
なんか知らないけど、バイクがガクンガクンすることがある。
→ 専門用語で「ノッキング」って言います。 ギアの重さに耐え切れず、バイクが止まりそうなのをなんとかこらえている状態です。
バイク「おっも!!!あ、あかん!・・・もう・・止ま・・る・・・で・・・・・・・」
「3速ギアなのに、時速5キロで走っている」というように、ギアに見合った速度を出していないことが原因です。 (3即ギアは、遅くても速度20キロくらいは欲しい) 速度を出すか、クラッチを切りましょう。どっちでもいいです。ノッキングがピタッとおさまります。
なんか知らないけど、ペダルを蹴ってもチェンジできないことがある。
→単純にペダルを蹴る力が足りないか、もともと教習車のペダルが硬いか、クラッチがちゃんと切れていないか、ギアに見合った速度が出ていないかのどれかです。
しっかり速度を出し(時速20キロくらい)、しっかりとクラッチを握り、ガツンとペダルを蹴れば絶対にチェンジできます。
なんか知らないけど、ブイイイイイン!とバイクが大きくうなる時がある。
アクセルを戻してないのが直接的な原因です。が、間接的な原因としては「クラッチを切ってからモタモタしすぎ」です。
シフトチェンジするためには「①アクセルを戻す②クラッチを切る③ペダルを蹴る」と、一瞬で同時に3つの動作をしなくてはいけないので、結構めんどくさい。 初期の頃はこのめんどくさい動作がスムーズに出来ないので、その結果パニくるわけです。
初期の頃の私「え〜〜〜っと、まずクラッチをきって〜〜〜〜・・・・それからペダルを〜〜〜〜え〜と、あげるんだっけ?あげて・・・・あれ?上がらないなぁ〜〜〜。なんで?なんで?・・・うわ〜〜〜なんかバイクがゆっくりになってきた・・・このままじゃとまりそう!」 ↓ クラッチを切ってる状態で、アクセルをあける ↓ バイク「ブイイイイイイン!!!!!(空ぶかし)」
このあたりは何度もやって感覚で覚えるしかないので、とりあえず今は頭で理解しておいてもらえればOKです。
シフトチェンジがいずれ病み付きになるよ♡
私も初期の頃はシフトチェンジが大の苦手で、なぜAT車を選択しなかったのかをずっと悔やんでいた時期がありました。
しかし、シフトチェンジに慣れてしまえば、その感覚が病み付きになるんです。 バイクを自分で操っている感が半端なく高揚するんですよね。
なので、今シフトチェンジがうまくできなくて悩んでいる方も、1ヶ月後には病み付きになっているので今から覚悟しておいて下さい。 シフトアップ(ギアを上げること)するたびにバイクが風の様に軽くなって、どんどんスピードがあがるあの感覚。楽しくて仕方なくなるはずです。