メモリ不足【基本情報技術者・解説】

仮想記憶機能をもつパソコンで表計算ソフトを使用中に
ワープロソフトを起動しようとしたところ,メモリ不足が原因で起動できなかった。
根本的な解決策はメモリ増設であるが,それまでの対応として有効な手段はどれか。

ア)仮想記憶の大きさの設定値を増やす。
イ)磁気ディスク上の不要なファイルを消去する。
ウ)接続してある周辺装置を外す。
エ)ワークシート中の未使用の列は,表示しないようにする。


これはこちらの記事を読んでくれた人ならあっさり理解できるんじゃないかな?
答えは(ア)だよ。
メモリがいっぱいになった時、あまり使用されていないデータは
一時的に仮想記憶領域にブチ込まれるんだよね。
だから仮想記憶の大きさの設定値を増やせば
それだけブチ込めるデータ量が増えるってことで
動作は遅いけどワープロソフトは起動できるようになるはずだよ。


ちなみに(イ)の磁気ディスクってのはハードディスクの事だから、メモリとは全然関係ないよ。
(ウ)の周辺機器も全く関係ない。
(なんで関係ないの?って思った人はメモリの説明ページをそのうち作るから、見てね。)
(エ)は見た目上は表示されてないけど
内部データとしてはちゃんとメモリ上に保管してあることになるから無意味だね。