個人事業主の僕がトラブルでクライアントから損害賠償を請求された話【フリーランス】その1

昔、フリーランスとして仕事をはじめてまだ間もない頃、損害賠償を請求されそうになったことがある。

とあるアプリの修正を依頼されたのだが、そのアプリ内でバグが見つかり、「お前が壊したんだろ!」と因縁をつけられたのだ。「私ではありません!そもそもそこは私が修正した場所ではありません!」と一応対抗したのだが聞き入れてもらえず、賠償額200万を請求される事になった。フリーランスなので一人も味方がいない。そのアプリの元開発者は大昔にトンズラしていて音信不通。クライアントは「直せ直せ」と言うばかりで話を聞いてくれない。

アプリを修正前の状態まで戻して「ほら!ボクが手を加える前にすでにバグが出ているでしょ!」と説明するが、「でも前はちゃんと動いた。みんなで確認したもん。」の一点張り。

弁護士に無料相談できるサイトや、yahoo!知●袋で、いかにボクが悪くないかを愚痴ったりもした。(あの時話を聞いてくれた人達には本当にお世話になった。ありがとう。)
みんなが口を揃えて言う事は「そういう仕事を請ける時は、ちゃんと最初に契約書を交わさなきゃダメ!」ごもっともです。

んで、色々揉めた末、結局ボクがそのバグを無償で修正したことで損害賠償は取り消された。
そのバグが直ると同時に、ボクはそのクライアントとの契約更新を断った。

SOHO技術者にとってこういうトラブルはよくあること?

クラウドソーシングサイトの掲示板や、2ちゃんを見ていたりすると、ボクと同じように「元開発者が音信不通で、とんでもないバグだらけのプログラムの修正を押し付けられる」 という事案はわりとよくある事らしい。

それを避けるためには、やはり契約書しかない!

ネットで仕事を依頼されると「んじゃ、とりあえず作業スタートしといて〜」というように、なあなあな感じで始まることが多い。「作業スタートの前に、まずは契約書に同意お願い致します。」って言い出しにくい。
もし契約書への同意をお願いしにくいようであれば、電話でクライアントと直接お話をして、その人の人となりに問題ないかどうかを判断するべきだ。

ボクがお世話になっているパートナーは、10年間今まで一度も契約書を交わしたことがないが、1度もトラブルにあったことがないらしい。なぜなら、何度も電話打ち合わせをしてクライアントの人となりを判断し「この人は絶対に大丈夫」と思えるクライアントの仕事しか請けないからだそうだ。

ボクはどうも人を見る目がないので(笑)その人の真似はできないが、せめて「修正箇所以外で発生したバグは責任を負わない」という事を最初にクライアントによく説明するべきだった。

個人事業主の僕がトラブルでクライアントから損害賠償を請求された話【フリーランス】その2 へ続く

 

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