無気力から脱出するためには目標が必要だけど、重要なのは目標そのものじゃないんだ。【やる気が出ない】

ボクは何年も前から自分の中の無気力と戦っていますが、結局のところ何かしらの目標がないと無気力からは脱出できないと思います。

無気力をこじらせたボクのような人間は「運動をする」「日光を浴びる」「やりたい事リストを作る」というような小手先のテクニックは全くの無意味。
いや多少は意味があるのかもしれませんが、もってせいぜい半日といったところでしょうか。
簡単に出来る改善策は、簡単に効力を失ってしまうものですからね。

そんなボクが無気力から脱出できたのは、会社をやめて個人事業主になるという目標を思い立ったのがキッカケです。

もともと個人事業主には興味がありました。「会社にいかずに仕事にありつけるとはなんと素晴らしい!」とずっと前からそんな風に思っていたと思います。いずれは個人事業主になれたらいいなと思いつつも、なれるのはずっとずっと先の事だと思っていました。

これが目標を探す上でのポイントです。
「前々からやりたい事はあったけど、やれるのはずっとずっと先だろう」
そういう風に思っている事が、アナタにもありませんか。

それがねぇから無気力なんだよクソが!!
そう思っていたボクですらあったんです。
個人事業主になって家から一歩も出ず金を稼ぐこと、そしていつかは外国に住んで今の日本とは全く別世界のキラキラした世界で新たな人生をやり直すこと。
(※ボクはまだ海外旅行をしたことがないので、海外に幻想を抱いています。)

だからアナタにも何かしら心に秘めて忘れている目標あるはずです。
これはネットや本で探すものではありません。「そういえば前々から興味があった・・・」とアナタはすでに答えを知っているはず。

前々から興味があるにも関わらず実行が出来ていないということは、アナタはそれをしたいと思いつつも、する気力やする時間やするための金を用意できなかったということでしょう。

が、それは問題ではありません。

IT技術者であるボクが「英語の分厚い超退屈な技術書」を読むことは、そのまま技術力アップへと繋がります。
ですが、もしもボクが営業職だった場合は、そんな分厚い技術書を読むことに趣味以上の意味は見出だせないでしょう。苦労に対しメリットが追いつかなくて速攻で飽きます。

何を言いたいかといいますと、目標を持つだけで、今まで速攻で飽きていたアレやコレやにやる意味を見いだせるようになるのです。目標を持つ事の意味は、そこです。すべての出来事の興味の底上げ、それが目標の持つ力です。